ジャナドリア【評価Ｓ】

（新潟ダ不良6F78.5-5F63.9-4F50.6-3F37.8-1F12.6馬なり）

悪馬場でこの時計を余力十分にマークできるのは相当な地力。動きの躍動感は近走以上で、毛ヅヤや馬体の張りも抜群。これ以上ない仕上がりで、ファンとしても本番が待ちきれない存在。勝負気配が漂う一頭だ。 

グレイスザクラウン【評価Ａ】

（美浦南W良6F69.5-5F53.7-4F38.2-3F11.2馬なり）

3頭併せ最内で、手応え楽に併入。ラストの反応は鋭く、余裕を残したまま伸び切った。全体時計も上々で、動きに安定感がある。状態はピークに近く、展開さえ向けば上位争い必至の仕上がり。

サノノワンダー【評価Ａ】

（美浦南W良6F83.0-5F67.2-4F52.3-3F37.5-1F11.9馬なり）

先行馬を追走して直線でスッと脚を伸ばす内容。しなやかなフットワークと反応の良さが光り、体調の安定感も際立つ。気合いも十分で、長く良い脚を使える状態に仕上がった印象だ。

ニューファウンド【評価Ａ】

（美浦南W良5F65.8-4F50.9-3F37.1-1F11.8G前仕掛け）

3頭併せで並び、終いは鞍上の合図にしっかり反応。自己ベストを更新する鋭い伸びで、動きも力強い。ここに向けて入念に仕上げられ、上位争いに加わるだけの準備は整った。

ハグ【評価Ａ】

（栗東CW良6F82.9-5F66.4-4F51.0-3F36.2-1F11.2一杯）

一杯に追われてからの加速が鋭く、最後まで脚いろ衰えずフィニッシュ。前向きな気性がレースに直結しそうで、叩き2走目の上積みも大きい。充実ぶりが目立つ好仕上がりだ。

ポールセン【評価Ａ】

（美浦坂路良4F52.5-3F38.3-1F12.4馬なり）

余力を残しつつ加速ラップで登坂。バランスの良い走りで、四肢の可動域も広くスムーズ。体調の良さが動きに表れており、勝ち負けを意識できる態勢だ。

ルグランヴァン【評価Ａ】

（美浦坂路良4F54.8-3F39.9-1F13.2馬なり）

軽めの内容ながら、リズム良く登坂してフォームも安定。柔らかい動きで反応も良く、調整過程は順調そのもの。大きな上積みはないが、好調キープで臨める。

シャルクハフト【評価Ｂ】

（栗東CW良6F83.2-5F67.1-4F52.1-3F37.0-1F11.3一杯）

一杯に追っても僚馬に半馬身遅れ。動き自体は悪くないが、もう一段の切れが欲しい印象。本番で変わり身を見せられるかが焦点。

ソリスクラヴィス【評価Ｂ】

（栗東CW良6F83.6-5F67.5-4F52.6-3F37.4-1F11.2馬なり）

馬なりで全体的にまとまりのある動き。伸びはまずまずだが、大きなインパクトには欠ける。状態は安定も、上積みがどこまであるかがカギだ。

タガノバビロン【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F53.1-3F38.3-1F11.9一杯）

一杯に追われてしっかり動くも、時計は平凡。フォームは安定しており、気配は悪くない。持ち前の地力でどこまで食い込めるか。

タガノマカシヤ【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F50.9-3F37.0-1F12.0末強め）

ラストは鋭く反応したが、全体時計は水準級。馬体の硬さがやや残る印象で、さらなる良化が望まれる。

チュウジョウ【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F55.3-3F39.9-1F12.3馬なり）

軽めの内容で体調を整える仕上げ。動きは安定しており、叩きつつの良化型。次走に向けての布石となりそうだ。

トリポリタニア【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F54.5-3F38.9-1F12.4馬なり）

軽めの登坂で僚馬に遅れ。体幹はしっかりしておりフォームは崩れず。大きな変化はないが安定感はある。

ヒルノハンブルク【評価Ｂ】

（栗東CW良6F84.3-5F67.6-4F51.0-3F36.2-1F11.4直強め）

久々ながら終始集中した走り。直線での反応も悪くないが、全盛期の迫力には一歩及ばず。叩き良化に期待。

ルヴァンユニベール【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F51.6-3F37.6-1F12.2一杯）

一杯で自己2番時計をマーク。僚馬には遅れたが、動きはしっかり。ここを叩いての上昇余地は十分ある。

ロードラビリンス【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F54.7-3F40.3-1F12.2馬なり）

軽めの調整も、脚取りに力強さがある。気配は良く、状態は安定している。展開次第で一発も。

ヴィンセンシオ【評価Ｂ】

（美浦坂路良4F52.8-3F38.2-1F12.3馬なり）

初ダートながら坂路で活気ある動き。スピード感は十分で、未知の適性に一抹の期待も。今後のダート戦線でも注目。

ドンインザムード【評価Ｃ】

（栗東坂路良4F54.7-3F39.8-1F12.9馬なり）

軽めで終いの伸び欠き、踏み込みも浅い。まだ本来の迫力が戻っておらず、本調子は先の印象。